黒たまサンの積みゲータワー攻略日記

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二階堂サキの凄さとは?アニメ ゾンビランドサガ 第九話 レビュー+感想の巻

みなさん、アニメ大好きですか?

システムオールグリーン!

猫な、ヌイグルミゲーマー「黒たま」ですにゃん。

 

 

 

10月から放送されている新アニメ『ゾンビランドサガ』

今週もやっぱり続きが気になる〜というわけで夜な夜な観てしまいました。

 

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   ※TVアニメ『ゾンビランドサガ』公式サイト より引用

 

放送開始:201810月〜

放送局:TOKYO MX

制作:ゾンビランドサガ製作委員会

 

 

どんなアニメなの?

 

ズバリ一言でいえば、コメディ風ゾンビアニメ。

ゾンビとして眠りから覚めた主人公『源さくら』は他のゾンビっ娘たちとご当地アイドルグループを結成して佐賀の町おこしをします。

※ちなみに前回、第八話のレビュー記事はこちら 

 

mitsumamegamer.hateblo.jp

 

 

 

今回は、第九話のレビュー+感想ですにゃ。

タイトルは『一度は尽きたこの命なんの因果か蘇り歌い踊るが宿命なら親友への想いを胸に秘め貫くまでよ己の SAGA

 

 

って、長い、長いにゃ。

 

 

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 第九話は、メンバーの『二階堂サキ』が主役です。

 

生前、『二階堂サキ』はレディースチーム『怒羅美』に所属していました。1997年、チーム間の抗争で事故死してしまいます。それから21年経った今も、両チームにおける因縁の争いは続いたままでした。すっかり落ちぶれた『怒羅美』側に『二階堂サキ』は一日特攻隊長として参戦するのです・・・。

 

 

 

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 しかし、『二階堂サキ』は21年前に死んで現代に蘇ったゾンビ。プロデューサーの『巽幸太郎』からも、叱られます。

 

 

『おまえらみたいなゾンビが、生きた人間とコミュニケーションとって良いのは、アイドルの時だけじゃろうがい!』

 

 

ハッキリ言って、『二階堂サキ』の行動は私的な理由によるものです。『巽幸太郎』からしてみれば、黙って見過ごせない。勝手に暴力沙汰の不行を起こされては、フランシュシュ自体が終わる可能さえありうるのです。

 

 

『二階堂サキ』は二者択一を迫られます。

 

A:『フランシュシュ』のメンバーとして自分勝手な行動を慎むか?

それとも

B:抗争に破れそうなチーム『怒羅美』に助太刀するか?

 

 

これは第七話の『紺野純子』の時と同じパターンです。

 

 

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ところで、なぜ『二階堂サキ』は現在の『怒羅美』に関わりを持とうとしたのでしょうか?

 

 

一般的にレディースチームでは、いったん卒業すればチームに関わりを持たない。OG面をして口を挟むことは無いはずなのです。チームが危機的な状況に陥っても変わりません。にもかかわらず、『二階堂サキ』はレディースのルールを破ろうとしているのです。

 

 

 

やっぱり、自分がいたチームに愛着を持っていた?

弱小化した『怒羅美』が他チームに負けるところを見たくはない?

 

 

 

確かに、その点も否定できなくは無いでしょう。

しかし、それらは単なる私情に過ぎません。

たとえ、『二階堂サキ』が加勢してバイクによるチキンレースに見事勝利しても、観るヒトは誰も感動を覚えないでしょう。

 

 

それどころか、

 

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そりゃ、ゾンビなんだから危険な目にあってもカンタンには死なないんでしょ?

だったら、危険な運転も平気でできるじゃん!

と反発・ブーイングさえ受けてしまいかねません。

 

 

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でも、チョット待ってにゃ。

 

『二階堂サキ』が21年経った今、レディースチーム抗争に首を突っ込んだ大きな理由は別のところにあると、ワガハイは考えます。それは・・・

 

 

 

自らが打ち立てたチキンレース『伝説』を自らで否定する。

徒に命を失くしてしまうチキンレースの、無謀さ・無意味さを分からせること。

 

 

生前、『二階堂サキ』は鏡山で行われたチキンレースで事故を起こし、命を失いました。崖から落ちる寸前になっても、決してブレーキは踏まなかった・・・その勇敢さゆえに『伝説の特攻隊長』として死後もその名を残したのです。

 

 

命の代償として得た、チキンレース『伝説』

しかし、しかしです。

 

 

『二階堂サキ』はそんなモノに何ら価値を見出してはいませんでした。自分の『伝説』をフランシュシュメンバーに自慢することも無く、独り誇りにしている様子も無い。それどころか、再びチキンレースに挑み、二度めの『伝説』を打ち立てた。にもかかわらず、いともカンタンに自ら切って捨てたのです。

 

 

『こんなモン、伝説でも何でもねえ』と。

 

 

自分が生きた証を大なり小なり此の世に残したい・・・そんな気持ちを抱いても不自然ではありません。ましてや命を代償に与えられた『伝説』ならば、それがどんな内容だったとしても、本人は心の中では大切にするでしょう。

 

 

 

けれども、『二階堂サキ』は違う。『二階堂サキ』は凄かった。

生前に与えられた『伝説』など未練も抱かずに真っ向から否定する。更には・・・

 

 

『アタシが目指しておるモンはもっと先にある。おまえらに本当の伝説を見せてやるよ』

 

 

と、フランシュシュのライブを敢行、『特攻DANCE』を演奏するのです。

 

 

 

第九話のクライマックスは、フランシュシュの宣伝プロモーションだったの?

とチョット肩透かしをくらいそうになります。

しかし、この方法こそが、二者択一では出てこない第三の選択肢。『巽幸太郎』との妥協方法だったのでしょう。とにかくこれで『二階堂サキ』の不行が取り沙汰される心配は無くなりました。

 

 

前回、第八話において『星川リリー』をメインに、愛する父親との決別シーンが描かれました。そして、第九話は旧友の『霧島麗子』が登場です。一見すると、また大事なヒトとの決別ストーリーになるの?と観る者にミスリードさせておきながら、上手い事裏切った感じがします。

『二階堂サキ』が決別したのは、生前の自分が打ち立てた『伝説』でした。

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