黒たまサンの積みゲータワー攻略日記

積んだままプレイされない、新旧ゲームソフトたちを楽しくレビューしていきます

ジレンマ解決の絶妙なアイデア! ウンジャマ・ラミー レビューの巻

みなさん、ゲーム大好きですか?

システムオールグリーン!

猫な、ヌイグルミゲーマー。「黒たま」ですにゃん。

 

 

さて、今回の《積みゲータワー攻略日記》

チャレンジしてみるソフトは・・・コレ!

 

 

ウンジャマ・ラミー 

 Um Jammer Lammy》

 

 

発売年:1999

ジャンル:リズムアクションゲーム

フォーマット:PlayStation(初代)

発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント

 

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PlayStationのゲームといえば、どれも同じ型のケースが用いられていて、

ワガハイ正直味気なかったのですが・・・

 

 

これは ディスクケースの一部が透明になっていて、中のディスクが見える仕様に!

なんともオシャレでクール!

独創的で他のゲームとは一味違いそう。期待できるかも?

 

 

それでは、

 

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どんなゲームなの?

ズバリ、リズムに合わせてボタンを押す!

 

基本にして、王道。まさにこれぞリズム音楽アクションゲームです。

 

 

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最初に流れるデモ画面を見ていれば・・・

トゥーンワールドを彷彿させるアメリカンチックなビジュアル。

3D風でも可能だったのに、あえて紙っペラにした2Dキャラクターたち

洋ゲー雰囲気がたっぷり。

 

 

こ、これは!

 

 

ワガハイ、見覚えがあります。

デジャブ?

 

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 スタート画面。

 

 

 

もしかして、コレって・・・

パラッパラッパーぽくない?

 

 

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まさか、掟破りのパク・・・じゃなくて

実は、この『ウンジャマ・ラミー』は続編に当たるゲームでした。

あえて『パラッパラッパー2』と付けずに全く違うタイトル名を持ってきた

ところがなんともチャレンジャーです。

 

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今度の主人公『ラミー Lammy』は、女の子のギタリスト。

普段はおとなしく冴えない感じですが、ギターを手にした途端、ガラリと変貌!

 

※ひょっとして『噂の刑事トミーとマツ』っぽいにゃ?

 

 

前作はラップダンスしていましたが、

今回はギター演奏!

これは思い切った設定変更かも。

 

 

※ちなみに『パラッパラッパー』について、以前にレビュー記事を

書きましたにゃ。良かったら読んでみてね。↓

 

mitsumamegamer.hateblo.jp

 

 

 

さあ、ストーリーを進めていくにゃ。

最初のステージに現れたのは、にゃんと!

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タマネギ先生にゃー!

懐かしい。会いたかったぞーガンダム!的な感じ。

パラッパラッパー』に引き続き『ウンジャマ・ラミー』でも登場です。

 

 

ラミーとタマネギ先生がステージに並ぶと、

まるでこれから二人が対決するかと思ってしまいます。

けれども、実はセッションスタイルになっています。

はじめに先生がアクションを示して、ラミーがそれを手本にして

プレイします。

 

 

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それでも、演奏中にタマネギ先生が色々と急かしてきたりで

プレッシャーに感じてしまいます。

ジャマだな〜と思いながらも、それがけっこう楽しかったりするのです!

 

 

アレ?

余裕でクリアを思いきや、タマネギ先生ステージは意外と難しい。

ゲームオーバーを繰り返し、8回目くらいでようやくクリア!

シビアなゲーム難度は相変わらず健在なのでしょうか?

ちょっと不安を覚えます。

 

 

しかーし、臆すること無く次のステージへゴー!

 

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ビル火災現場です!

 

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ピザ屋で起きた火事を、消防士の牛サン?と一緒に消火します。

・・・って、スゴイ設定です。普通は考えつかないでしょう。

さすがは『パラッパラッパー』の続編だけありますね。

 

 

 

なんとステージ2は初見クリアー!

そういえば、『パラッパラッパー』でも、

ステージ2の教習所は初見クリアーできた覚えが

ありました。ワガハイ、ステージ2と相性が良いのかもね。グッジョブ!

 

 

勢いに乗ったワガハイは、ノリノリな感じでステージ3へ!

でも、とにかくストーリーの進展方向が予想つきません。

※実は、ステージ1にて今後の進展について予想できるヒントが出ていた

のですが、ワガハイは全然気づいていませんでした。

 

 

それでも、あの激ムズ『ニワトリ先生』さえ再登場しなければ

楽勝な感じさえしてきます。

 

 

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ニワトリ先生

いくらプレイしてもクリアできなかった。ワガハイにとっての天敵です。

 

 

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ステージ3は、産婦人科

主人公ラミーピザを食べすぎたせいで、お腹が膨らんだので妊婦さんと

間違われてしまったみたい。

誤解が解けた後でも、そのまま赤ちゃんの子守を頼まれてしまいます。

とにかくぶっ飛んだストーリー展開です。

 

 

そして・・・

 

前作の『パラッパラッパー』では、ニワトリ先生のステージ4で

あえなくギブアップしたワガハイでしたが、『ウンジャマ・ラミー』は

ラストステージをクリアすることができました!

 

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ワガハイが修行を重ねて超絶クールなプレイを身に着けた為ではありません。

難しいと感じたのならば、

OPTION」機能の中で「LEVEL」を「NORMAL」から「EASY」に

変更することもできます。

けれども、「EASY」プレイでは正直物足りない気も。

 

 

そこで『ウンジャマ・ラミー』は「NORMAL」プレイしながらに、

救済策的な工夫を新たに加えてくれました。

それが・・・

 

『協力プレイ』です。

 

 

通常『ラミー』一人による演奏ですが、ゲーム設定を変更すれば

『ウラミー』というキャラが助っ人として加わることが可能です。

 

 

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そして、その効果はバツグンでした。

『ウラミー』と二人で演奏すれば、『ラミー』の演奏箇所は半分に減るのです。

友達がいれば、2コンで『ウラミー』をプレイしてもらったり、

真夜中のぼっちプレイならば、CPUが『ウラミー』をプレイしてくれます。

 

 

お陰で余裕が生まれ、ミスも少なくなりました。

演奏難易度は下げないまま、プレイ難易度だけを下げることに成功した、

『ウラミー』の協力プレイはなんとも画期的です。

 

 

 

ワガハイも、途中、ソロプレイでクリアーすることが難しくなってきたので

『ウラミー』に協力してもらったら、アレヨアレヨとステージが進みます。

 

 

やっぱり、ラストステージまでクリアするかしないかでは、

達成感や充実感が違ってきますにゃ。

最初に『ウラミー』に協力してもらってクリアした後、

今度は『ラミー』ソロでクリアしてみる。

やり込み要素もあるのです。

 

 

そして、ラストステージをクリアしたからこその発見もありました。

今回の記事は、それについてレビューしてみます!

 

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ところで『ウンジャマ・ラミー』は全7ステージで構成されています。

そのステージは、単なるライブ会場だけに留まりません。

 

 

例えば、

ステージ2 ビルの火災現場

ステージ3 産婦人科

 

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ステージ4 飛行機の操縦席

 

 

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ステージ5 森林伐採

 

 

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ステージ6 地獄ステージ

 

 

 似たようなスタイルのステージが続けば、プレイヤーに飽きられてしまいます。

 そこでバリエーションに富んだステージを出す必要が出てきます。

 メリハリ効果も生まれるでしょう。

 

 

 しかしです。

 

 

 多彩なステージを前提とした上で、『ウンジャマ・ラミー』のストーリーを

作るとなると、どうしてもストーリの中身に無理が出てきます。

 いくらフィクションのゲーム世界だって、

 

 火災現場で消火したら、次は産婦人科で子守をする。

それが終わったら、飛行機の操縦で・・・

挙句のはては、地獄にまで行ってしまうなど、

ハチャメチャ過ぎます。

 

 

 そのハチャメチャなストーリーに、プレイヤーは最初は笑いを覚えるかも

しれません。けれども、無理矢理に詰め込みすぎると、下手したらストーリー

展開についていけなくなる恐れもあります。

 この時、ワガハイは疑問を抱きました。

 

 

 ①多彩なステージでプレイヤーを楽しませるか?

 

 それとも、

 

 ②自然なストーリー展開で、プレイヤーを

ウンジャマ・ラミー』の世界に引き込ませるか?

 

 

 果たして、どちらを優先すべきなのか!

 残念なことに、①と②の関係はサイアクです。

 ①を重視すればするほどに②の効果は弱まります。逆も然りでしょう。

 まさにジレンマです。

 では、ジレンマをどのように解決すれば良いの?

 

 

 この種のジレンマを抱えたゲームソフトは、きっと『ウンジャマ・ラミー

だけでは無かったと思います。

 けれども、問題が分かっていてもゲーム会社は其処まで手が回らない。

 仕方なく①か②のどちらかを優先させるだけに終始してしまったゲームも・・・。

 

 

 しかし!

 この『ウンジャマ・ラミー』は違いました。

 

 ①多彩なステージを登場させながらも、

 その一方でハチャメチャになりがちなストーリーに説得性をもたせる・・・

 ジレンマに真正面から立ち向かい、成功した! とワガハイは感じました。

 

 

 それでは、どのようにして①多彩なステージと②自然なストーリー、

 2つの相反する要素を合わせた? つじつまを合わせたのか?

 

 

 その秘訣は・・・『夢』にありました。

 

 

 

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 夢?

 どういうことにゃ?

 

 

 実は、ステージ1の舞台は主人公『ラミー』が見る夢の中で起きます。

 夢の中、ライブステージに駆けつけた『ラミー』を待っていたのは、

 

 

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タマネギ先生でした。

 

 

 前作『パラッパラッパー』にも登場した個性あふれるキャラです。

前作をプレイしたことのあるプレイヤーならば、懐かしさを覚えるでしょう。

 

 

 けれども、タマネギ先生は懐かしさを覚える役割だけではありません。

ウンジャマ・ラミー』の超重要な役を果たしていました。

 しかも、それがとてもさり気ないのです。

 

 

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『炎』って? ステージ2のビル火災のこと?

 

 

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『赤ちゃん』?

 

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コレってステージ3を予知しているの?

 

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『 飛行機』? これはステージ4を予知?

 

 

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ステージ5の森林伐採

 

 

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『地獄』? もしかしてステージ6?

 

 

ステージ上、ラップ口調で放たれる、何気ないセリフ。

単なる歌詞の一部に過ぎない、あまり意味は無いのかと思いきや・・・

その後、タマネギ先生のセリフがそのままステージとなって

現実化するのです!

 

 

これって、単なる『夢』じゃなくて、『予知夢』?

 

 

つまり、主人公『ラミー』が夢の中で見たタマネギ先生の歌詞が、

現実世界で文字通りになる。

 

 

そもそも『夢』って、次から次ヘと説明がつかない出来事が起きたりして

つじつまが合わないモノです。

 

 

それが『予知夢』として、現実化すれば、

ストーリー展開がハチャメチャなっても、

あ~、夢のセリフが現実化していっているんだな~、と

納得がいきます。

ストーリー展開の不自然さもパッと消えてしまうのです。

 

 

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そうか!

その手があったか! 上手い! ウマイにゃ!

 

ワガハイは関心しました。

①多彩なステージ

②自然なストーリー展開

2つの要素を両立させてしまうアイデア『予知夢』だったとは!

 

 

 

ちなみに、ステージ1のタマネギ先生の『予知夢』を、

ワガハイは初見プレイでは全然気が付きませんでした。

ラストステージクリア後、再び、ステージ1をプレイ中に、

 

 

にゃにゃ? コレってもしかして?

 

 

と気がついたのです。(遅いにゃ)

頑張ってラストステージをクリアして良かったにゃ。

 

 

『夢』をテーマにしたゲームは、他にもいくつかあります。

例えば『Rain』とか・・・

あのゲームもテーマ性が深くて長文レビューになりそうな予感。

今度《積みゲータワー》でレビューできたら良いにゃ。

 

 

という訳で、今回のレビューはここ迄でございますにゃ。

ウンジャマ・ラミー』は単なる音楽リズムアクションに留まらない

ストーリーとの兼ね合いもよく練り込まれた、そんなゲームでした。

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