黒たまサンの積みゲータワー攻略日記

積んだままプレイされない、新旧ゲームソフトたちを楽しくレビューしていきます

しっくりこない理由は? マリオバスケ3on3 レビューの巻

みなさん、ゲーム大好きですか?

猫な、ヌイグルミゲーマー。「黒たま」ですにゃん。

 

 

 

さて、今回の《積みゲータワー攻略日記》、チャレンジしてみるソフトは、コレ!

 

《マリオバスケ3on3

 

発売年:2006

ジャンル:スポーツゲーム

フォーマット:ニンテンドーDS

発売元:任天堂

 

 

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それでは~

 

 

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どんなゲームなの?

 

ズバリ、バスケットボールをモチーフにしたゲームです。

 

 

マリオキャラたちが3人1チームを組んで、バスケをプレイ!

バラエティあふれるコート内で、コインを集めながら、ゴールを決めます。

『サンダー』『キノコ』『スター』などマリオシリーズでおなじみアイテムも

使えます。

ニンテンドーDSゲームならでは、上下のスクリーンに映し出されたゲーム画面。

タッチペンを上手く使えるかが、トーナメントを勝ち上がっていくポイントですね。

 

 

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選択できるキャラクターもたくさんいます。

最初はウキウキ感で一杯だったのですが・・・

 

 

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(ぬぬっ?)

なんか難しいにゃ・・・?

 

 

上手くプレイできずに、たどたどしいまま。

それでも、CPU相手の試合にゴリ押しで勝てましたが、

なんかストレスが溜まってしまうのです。

 

 

なぜ?

まだタッチペン操作に慣れていないから?

 

 

トーナメントを勝ち上がるにつれて、CPUも強くなってきます。

得意のゴリ押し戦法?も通じなくなってきました。

お化けの『テレサ』にまんまとやられてしまいます。

くやしー!

 

 

 

なんか、

・・・実際にプレイしてみると、意外にも楽しめません。

『マリオバスケ3on3』はタイトル通り、『マリオ』×『バスケ』

マリオシリーズと、バスケットボールは両方とも人気があります。

人気のあるモノ同士を組み合わせれば自然と楽しいゲームが出来上がる、

と誰もが期待するでしょう。

 

 

 

けれども、プレイしてみてワガハイはどうもしっくりきません。

なぜ?

不思議です。

 

 

そこで今回は、『しっくりこない』理由についてレビューしてみようと思います。

 

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なぜ、『マリオバスケ3on3』はしっくりこないのか?

 

 

さて、何処からアプローチしよっかな・・・。

基本に帰って、タイトル名である『マリオバスケ3on3』から考えてみます。

 

 

タイトル名を単純にバラしてみると、

①『マリオ』

②『バスケ』

③『3on3

の3つのワードに大きく分けることができます。

 

 

最初に

『マリオ』についてアプローチ!

 

『マリオ』とは、任天堂が誇る大人気ゲームです。『スーパーマリオブラザーズ

など、これまでに多くのヒットゲームが世に登場してきました。『マリオ』シリーズ

が人気を博した理由の一つは・・・

 

誰でもカンタンに遊べる!

 

事でしょう。

説明書を読まなくても、大丈夫!

何も知らなくても、ゲームを始めてみれば・・・直感的にプレイできてしまう。

 

アレ? クリアできちゃった!

 

難易度も、徐々に上がっていく様に設定されています。最初から難しくてギブアップ

することも無く、気づけば高難易度のステージでプレイしている自分に気づきます。

 

 

 

では、『マリオバスケ3on3』においては、この『マリオシリーズ』の特徴は

活かされているのでしょうか?

 

本ソフトには、『プラクティス』があります。

 

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そこでプレイ操作を身に付けることができます。

このチュートリアル機能は便利。説明書を読まなくても、ゲーム画面でプレイ操作を

覚えられるのです。

 

 

しかし、他の『マリオシリーズ』・・・例えば『マリオカート7』では、

初めからチュートリアルはありません! ぶっつけ本番でレースに挑みます。

それなのに、ちゃんとプレイできる!

とてもカンタンな操作設定になっているのです。

 

 

それに比べると『マリオバスケ3on3』は、やはり操作が複雑になっています。

その理由は・・・タッチペンにありました。

 

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ソフトパッケージの裏には、

タッチペンで直感バスケ!』と記されています。

このキャッチフレーズ通り、ほとんどタッチペンだけで操作ができます。

コレってグッドにゃ!と一瞬、思えてしまうのですが、

実際にタッチペンを握って操作してみると気づきます。

 

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操作方法1※説明書から引用

 ふむふむ、ドリブルはタップですね。

 

 

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操作方法2

 お次は、パスとシュートはストローク操作。おっけ~。

 

 

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操作方法3

アイテムとキャラチェン操作は・・・ え?またストローク操作?

 

 

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操作方法4

カットとジャンプも?  またまたストローク操作~!

 

 

覚えることが多い! 

特にタッチペンストローク操作が結構、大変なのです。

 

 

 

この点をゲーム製作者側も認識していたのでしょう。『ほじょ操作』という

設定が用意されています。『ほじょ操作』をONにすれば、タッチペンを使わずに、

通常のABXYボタンで操作できるようになります。

 

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けれども、『ほじょ』と銘打っている事から、あくまでタッチペンでの操作が

主流。それに『ほじょ操作』をONにしてボタン操作にしてみても、

それでも操作は複雑です。プレイに慣れるには時間がかかるでしょう。

 

 

 

プレイ操作が複雑すぎてしまうと、友達で集まってわいわいとプレイする際に

支障が出てきます。

友達の中には『マリオバスケ3on3』が初めてのヒトもいるかもしれません。

いざ一緒にプレイしてみたら、上手い下手の差が開きすぎてしまう。

 

『もっとやろうぜ!』

『難しいから、もういいいや』

 『そんな事いわずにさ~』

『そろそろ塾に行く時間だから・・・』

 

 

今まで築いてきたコミュニケーション崩壊のおそれすら・・・。

プレイが上達したければ、ソロプレイで十分なのです。

わざわざ友達皆で集まってプレイする理由とは、ズバリ・・・

 

一人よりも皆で遊んだ方が楽しいから!

初心者も上級者も皆一緒にワイワイと!

 

 

それこそが『マリオシリーズ』の人気がある理由の一つでした。

けれども、『マリオバスケ3on3』では、プレイ操作の複雑さがそれを邪魔して

しまっています。

 

 

 

複雑なタッチペン操作の一方で、

『マリオバスケ3on3』では、タッチペン一本でダンクシュートを打つことが

できます。いともカンタンにダンクシュートを打てた時には、爽快感が!

マリオシリーズ』ならではの楽しさが発揮されたとも思えてきます。

 

 

 

けれども、ゲームに慣れてくるに連れてワガハイは気づきました。

あまりにもダンクシュートがカンタンに打てる!

だからこそ、打てば打つほど、反対に爽快感が失くなってきたのです。

 

 

そもそも、ダンクシュートの魅力とは?

ボールをゴールの上から叩き込む豪快さにあります!

 

 

成功させるためには、常人ならざるジャンプ力が必要とされます。

普通のプレイヤーにとってはやりたくてもできない技なのです。

逆に云えば、難しいからこそ、それを見事に成功できた時には達成感あり、

観ているヒトたちには感動が生まれるのです。

 

 

 

それがいともカンタンに、誰でもできてしまうと・・・

『ダンクってカンタンなんだね』

アララ。バスケの花型、ダンクシュートの魅力が薄れてしまいます。

 

 

以上から、

『マリオバスケ3on3』は、初心者でも楽しめる『マリオシリーズ

にもかかわらず、操作プレイが難しい。

その原因は、タッチペンにありました。

それでいながら、タッチペン一本でカンタンにダンクシュートが打ててしまう為に、

ダンクシュートの本来もっていた魅力を薄めてしまったのです。

 

 

次に、

『バスケ』についてアプローチ!

 

今まで多くのリアルスポーツがゲーム化されてきました。

テニス、サッカー、野球、ゴルフ、アメフト、ボクシング、スノボー・・・。

リアルでは全てのスポーツを自分で体験できるとは限りません。

けれども、ゲームでは気軽に体験できる! 

それがリアルスポーツがゲーム化された大きな意義でしょう。

 

 

けれども、ゲーム化されたソフトが、全て満足いく出来栄えだったの?

 

 

そう問われたら、ワガハイ首をひねってしまいます。

うーん、ちょっとイマイチにゃ。

と思ってしまうスポーツゲームもあったはず・・・です。

 

 

では、ゲーム化に成功したスポーツと、イマイチなスポーツ。

ゲーム製作の上手い下手の他に、両者には何か違いがあったのでしょうか?

 

 

ゲーム化されたスポーツを代表例として8つ程上げてみます

 

①ゴルフ、②ボクシング、③スノボー、④テニス

⑤野球、⑥バレーボール、⑦サッカー、⑧バスケ

 

そして、①〜⑧のスポーツについて、AB異なる2つの要素から判別してみます。

 

 

 

A:一人競技か? or 複数人競技か?

B:中断型プレーか? or 継続型プレーか? 

 

 

 

スポーツをゲーム化する上で、

Aの要素について

基本、一人競技のスポーツはゲーム化しやすい。

プレイヤーは一人の特定のキャラだけを操作すれば済むためです。

 

逆に、複数人いるスポーツは、ゲーム化しずらい。

問題は、プレイヤーが操作していない味方チームの動きにあります。

 

 

Bの要素について

中断型プレーのスポーツは、1プレイが終わるたびに、いったん中断が入るので、

ゲーム化もしやすい。

一方の、継続型プレーのスポーツは、常に動き回ります。

もしくは1プレイが終わった後、すぐにゲームが開始されます。

そのためにゲーム化しずらい。別の言い方ならば、プレイしずらいのです。

 

 

ワガハイが独断と偏見でザックリと分けてみると・・・

 

①ゴルフ・・・   A一人競技  B中断プレー

②ボクシング・・・ A一人競技 B継続プレー

③スノボー・・・  A一人競技 B継続プレー

④テニス・・・   A一人競技(ダブルスあるけど) B中断プレー

⑤野球・・・   A複数人競技 B中断プレー

⑥バレーボール  A複数人競技 B中断プレー

⑦サッカー・・・ A複数人競技 B継続プレー

⑧バスケ・・・  A複数人競技 B継続プレー

 

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4つのブロックでわかりやすく分けてみたら、こんな感じです。

ABの異なる要素を組み合わせてできた4タイプの中で、

 

<A複数人競技>×<B継続型プレー>

 

コレが、最もゲーム化する上で適していないスポーツだといえるでしょう。

①〜⑧の中では、サッカーとバスケが該当します。

 

 

 

Bの要素は、そのスポーツ独特の要素なので、仕方が無いのですが、

Aの要素は改良次第で、ゲーム性が向上しそうな感じです。

 

 

 

サッカーゲームなどでは、プレイヤーが操作する選手以外はNPCが役割を果たして

くれます。その場その場で的確な動きをしてくれるNPCの選手ならば、試合は

スムーズに進みます。

 

 

 

けれども、プレイヤーの意図通りにはNPCも動いてはくれません。

実際、サッカーゲームではファミコンPS4までの歴史の中で、NPCは進化を

遂げてきました。NPCの性能が向上していく程に、それだけサッカーもバスケも、

リアルに近づくゲームになるでしょう。

 

 

 

しかし、『マリオバスケ3on3』では、この味方NPCが特に困ったモノになって

いました。サッカーゲームや狩りゲー見られる様な、優れたNPCではありません。

 

 

ボールを持たない味方のキャラクターをじっくり観察していると・・・

 

あっ!

 

基本、何もしていません。

パスカットもしない。パスもしてこない。シュートも打たない。リバウンドなし。

ただ同じ方向に動くだけです。

ボールを受け取った時、初めてプレイヤーの操作によって色々な動作が可能に

なります。

 

 

でも、コレって・・・

プレイヤーがチーム3人全てを操作しなければならない。

いわゆる一人三役の設定になっているのです!

 

 

正直、一人三役はツライです。

守備でボールを追いかける際にも、キャラ変更するよりも、一つのキャラクターで

動きまわってしまいます。相手はCPUでも3人。これでは事実上、1対3の構造に

なっています。

 

 

 

狩りゲーなどのアクションゲームでは、パーティを組みます。

オンラインで無い限りは、プレイヤーが操作するキャラ以外はNPCが担当します。

そこで、プレイヤーがNPCにコマンド命令を出します。すると、指示通りの動きを

してくれるのです。

 

 

 

なぜ、『マリオバスケ3on3』では、

自分が操作するキャラクター以外の味方2選手にへコマンド命令できる設定に

しなかったのか? 

不思議でなりません。もし、コマンド命令ができれば、より快適にプレイができる。

リアルのバスケに近づいていたでしょう。

 

 

 

最後に

3on3についてアプローチ!

『マリオバスケ3on3』はタイトル通り、3人対3人で試合をします。

けれども、本来のバスケは5人対5人です。

 

 

では、なぜ『3on3』にしたのでしょうか?

 

 

バスケは複数人競技です。

基本プレイヤーは、任意の一人しか操作はできません。残りの味方はNPCに任せる

ことになります。しかし、『マリオバスケ3on3』のNPCはボールを持っていない

状態だと、ただ同じ方向に動くだけ。

それを前提に、プレイヤーは一人三役をこなすことが求められます。

一人三役でも大変なのに、コレが五役になったら?

 

 

もはや、快適にプレイすることはできない。

誰でもカンタンに遊べる! 

という『マリオシリーズ』の楽しさも失われてしまいます。

なので、3人に数を減らしたのでしょう。

しかし、『3on3』だけではなく『2on2』も選択可能になっていたら、

このソフトはしっくりきたのかもしれません。

 

 

まとめ

以上から、

タッチペンによる複雑な操作方法

・一人三役の大変さ

これらの2点が

『マリオバスケ3on3』をプレイしてみて、ワガハイがしっくりこなかった理由

だと分かりました。

 

 

逆に、これらを改善すれば、より快適に楽しくプレイできるバスケゲームになる

可能性は秘めている。次作を期待してますにゃ。

 

マリオバスケ 3ON3

マリオバスケ 3ON3