黒たまサンの積みゲータワー攻略日記

積んだままプレイされない、新旧ゲームソフトたちを楽しくレビューしていきます

¥540円(税込み)ジャンクノートパソコン レビューの巻

みなさん、ゲーム大好きですか?

猫な、ヌイグルミゲーマー。「黒たま」ですにゃん。

 

 

先日、集会の後、夜の街をフラリフラリさまよっていたら、

思わぬ掘り出し物に出会ってしまいました。

コレです。

     ↓

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NEC VY16F/HB-R

 

2004年に発売されたノートパソコンです。

気になるお値段は・・・

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¥540円(税込み)

 

安っ、安いです!

もちろん、ジャンク品だけど。

パッと見、ブルーカラーの天板部分に、ちょっと擦り傷があります。

 

 

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けれども、蓋を開けてみたら、キーボード、ディスプレイ部分はとてもキレイ。

 

 

一番ビックリしたのが、使用感が・・・ほとんど無い。

ジャンクらしからぬジャンク。これはミステリーな感じが伝わってきます。

 

 

 

売り場で電源を付けて、BIOSが起動するかどうかチェックをしてみたいけど、

残念ながら、対応するACアダプターが見当たらない〜。

 買う前にチェックしたいけど、チェックできないのです。

 

 

電源オンしてみたら、ディスプレイが見事に虹色に割れていた・・・

なんてことは、ジャンク品ではよくある話です。

ノーチェックで買うのはまさにギャンブル!

 

 

 

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うーん。どうしよ?

ワガハイ、実に迷います。

 

 

パソコン自体は、とてもキレイなPC

そんなPCで、ディスプレイだけがダメになっている事なんてアル?

 

たぶん大丈夫にゃ!

 

 

そう勝手に決めつけてしまいました。

 

 

 

同じ売り場には、¥324円のXP対応ノートパソコンもあったのですが、

コレが、まるで一年戦争で中破したゴッグみたいなヤツで

ブログ記事のネタにはなるのかもしれないけど〜、実際に再利用したいとは・・・

流石に手を伸ばすことができなかったにゃ。

 

 

ということで、¥540円ノートパソコン1台だけゲット!

12インチの小柄なノートパソコンなのに、けっこう重ため。

後で調べたら、2キロもあるみたい。

 

 

いよいよ家に帰ってきたら、パソコンチェックです!

 

 

意外と通電すらできなかったりして〜。

だから、¥540円だったの?

ハズレを引いてしまった感が今さらになって高まってきます。

 

 

エエイ!

アダプターを差し込んでみたら、

妖しげな?青いランプがピコーンと光り出しました!

 

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※イメージ図です。

 

ホッ。一安心。

通電はオッケーです。

 

 

続いて、運命の電源ボタンを・・・ポチ!

 

 

NEC』のロゴが出てきました!

しかも、眩しくて、明るい。

くっきりキレイなディスプレイが映しだされました〜。

 

 

ついにBIOS画面に到着。

やったにゃ〜!

 

 

もしかして、この¥540円ジャンクパソコンは・・・

 

当たりだった?

 

 

しか〜し、ワガハイはこの時まだ知らなかったのです。

このパソコンが、なぜ¥540円の安さで売られていたのか、その理由を・・・。

 

 

さてと、ルンルン気分のワガハイは、

このあと、パソコンを再利用することにしました。

何もしないで、オブジェとして飾っておくわけにもいかないので〜。

 

 

HDDがしっかり抜き取られているので、まずはセットしなければなりません。

余っていたHDDを持ってきて、差し込もうとすると・・・

 

ええっ?

完全に入らない!

違う? 違うの?

HDDの接続部分の形がマッチしない!

 

 

SATA型ではなく、IDE型なのです。

古い型のHDD対応のパソコンだったなんて〜。

 

 

今時、IDE型のHDDなんて、見かけません。

オロオロしながら、家の中で探すと1個だけ見つかりました。

容量40GBしなかいけど、Linuxをインストールするには十分です。

 

 

ヨカッタにゃー。

しかし、IDE規格のHDDを差し込む手作業が、もう大変です。

パソコンの奥が暗くてよく見えないけど、

針の数が多すぎて、パソコン側にある接続コネクタに刺さってくれない。

無理やり押し込んだら、金属の針がポキっと折れてしまいます。

 

 

もしも、ボキッといったら・・・

まさに阿鼻叫喚。地獄絵図になるでしょう。

だから慎重に、慎重に。

数分かけてようやくセット完了です。

ちゃんと読み込めているか、BIOSで確認してみます。

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うん。オッケーみたいです。

いよいよ次は、OSをインストールしてみます。

元々は、Windows XP 対応パソコンなのですが、

残念ながら、XPはサポート終了しています。

もちろんLinuxをインストールしてみることにしました。

 

BIOS画面では、

 

CPUは、INTEL Pentium M プロセッサー クロック周波数1.6GHz

たぶんM 725あたりでしょう。

 

 

2004年ごろに登場した1コアのCPUです。

このCPUでも、サクサク動くと評判の軽量型Linuxを選ぶことにしました。

今回、選んだのは・・・コレ!

 

Lubuntu

 

Ubuntuをベースに作られたディストリビューションです。

さっそく、ダウンロードしてDVDに焼いてみました。

 

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よーし、インストールにゃ!

DVDをかっこ良くパソコンの中に滑らせます。

 

 

しかーし。しかしでした。

画面に出てきたのは・・・

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ナニコレ?

見慣れぬ英文が・・・。

 

WARNING

とか記されていて、とても嫌な予感がします。

しかも、その先、インストール画面に進みません!

 

 

ど、どうしたのにゃ?

まさか、このジャンクパソコン、実は壊れていたとか?

 

 

よくよく英文を読解していくと、原因は他にあるみたいです。

ワガハイのLubuntuインストールを阻んだ要因とは・・・

 

CPU (シーピーユー)

 

にありました。

 

ところで、CPUってナンデスカ?

 

 

CPUとは、Central Prosessing Unit

日本語に訳すと中央処理装置

 演算をしてくれる、パソコンにとって大事な装置です。

 

 

実は、CPUには『PAE』に対応するモノと『PAE』に対応していないモノがあります。

でも、へぽっこゲーマーにすぎない『黒たま』サンには難しすぎます。

 

 

 

って、そもそも『PAE』ってナンデスカ!

PTA』は知っているけど、『PAE』なんて聞きません。

この時のワガハイは、画面に向かって独り激オコ状態。

 

 

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ボクが説明してあげるよ!

 

PAEとは、 Physical Address Extension の略

日本語に訳すと、物理アドレス拡張というよ。

 

 

32bitOS4GBを超える物理メモリが使えるようにする機能なんだ。

CPU32bitから64bitに移行していく時期に登場した技術なんだけどね。

つまり、古すぎるCPUには、このPAE技術は内蔵されていないんだ。

 

 

以前のLinuxは、PAE非対応のCPUでも、対応していたんだけど、

Ubuntu12.04が登場した時期ぐらいから、対応されなくなったんだ。

 

 

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(し、知らなかったにゃ〜)

 

 

今回レビューしているパソコンは、NEC VY16F/HB-R

CPUは、INTEL Pentium M プロセッサー 

型番は、クロック周波数1.6GHzなので、たぶんM 725

 

 

つまり、M725PAE非対応CPU

Lubuntuはインストールできない?

LinuxOSが使えないとなると、いよいよこのパソコンは真のジャンクです。

スクラップ工場行きがうっすらと頭の中で浮かんできました。

 

 

ふんぎゃー!

当たりだと思っていた、¥540円ジャンクパソコンは・・・

あろうことか、ハズレだったの~?

 

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しかしでした。

『まだにゃ。まだ終わらんにゃ』

 

 

しばらく調べてみたら、チョット裏ワザ的なモノを見つけてしまいました。

って、インストール前に出てきた『WARNING』文に書いてあったのですが。

ミステリー的な香漂うヒントがそこに・・・。

 

 

forcepae

 

 

とコマンドを入力することで、インストールができるのかもしれません。

(※未確認情報なのですが、

実はINTEL Pentium M プロセッサー1.6GHzPAEに対応している!

ただPAE有無をパソコン側が確認する際に、返事をしていないだけ。

いわゆる無愛想な子だとか・・・)

 

 

英文には『your own risk』と。

まるで「じ、自己責任でやってよね!」的にも訳せるけど

とにかく、トライしてみます!

ダメだったら、PAE非対応CPUでもインストールできる他のLinuxOS

あたってみることにしますにゃ。

Kona Linux にもPAE非対応のヴァージョンがあります。

 

ということで、

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 『F6』ボタンを押して、次に『ESC』を押してみます。

 

 

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画面下に『起動オプション~』という文章が出てくるので、

一番後ろに『forcepae』とだけ入力して、『Enter』キーをポチッと!

 

・・・

どうなのかな?

ドキドキ

ドキドキ

ドキドキ

 

 

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アッ!

インストール準備画面に進みました〜

どうやら、ハードルを乗り越えた? それとも、くぐり抜けた?

とにかく成功です。

ここまで来たら、通常通りに淡々とインストール作業をしていくだけ〜。

 

 

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無事にインストール完了です! やったにゃ。

 

 

しかし、このパソコンに搭載されたメモリの規格は、無印の『DDR』。

旧い規格の上に、

256MBメモリ

512MBメモリ

手元にあった2枚のメモリをセットしても、合計1GBに届かない低スペックです。

果たして、まともに動いてくれるのか?すごく不安〜。

 

 

けれども、大丈夫みたい。

Libreoffice

FireFox

You Tube も普通に鑑賞できてしまいます。

 

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流石は軽量型OS Lubuntu・・・スゴイ子っ!

 

 

途中、いくつかのハードルがありましたが、

どうにか、このNEC VY16F/HB-Rはこれから活躍してくれそうです。

 

 

 

ジャンクノートパソコンが¥540円(税込み)

だった理由とは?

たぶんそれは・・・

 

HDDが、旧型のIDE規格になっている。

②メモリが、時代遅れの無印DDR規格になっている。

(DDR2、DDR3でもない。DDR1)

CPUが、Pentium MPAE非対応扱いになっている。

 

簡単にいえば、

 

2004年発売のパソコンで用いられた部品の規格が旧式だった!

せめて2006年発売パソコンだったら、新しい規格に変わっていたのだけど・・・

 

 

 

今回、レビューしたように、

パソコンに搭載されたCPUによっては、インストールできないLinuxもあります。

なので、古いパソコンを活用するときには、

最初に、パソコンに組み込まれた①HDDメモリ③CPUの規格を

チェックしておいたら良いかなと思います。

 

 

少なくとも、パソコンにXPのシールが貼ってあったら、

『うにゃ!』

と注意深くなる必要は大。

 

 

ちなみに、このNEC VY16F/HB-Rは、

スペックは古いのですが、

モノ自体はとても状態の良いノートパソコンでした。

 

 

ガンダムで例えてみれば、実戦に投入されずに倉庫で眠っていた『ザクⅡ』?

今さら前線に出しても、『ユニコーンガンダム』に一撃でやられそう・・・。

 

 

けれども、ずっと使われないまま、年月だけが過ぎてしまい、

陽の目を見た時にすぐにスクラップにされてしまうのは・・・

ワガハイとしては、なんだか可哀想な気がしました。

 

 

Linux OSもどんどん進化していく中で、

近い将来、PAE非対応CPUでは完全にインストールできなくなるかもしれませんね。

¥540円のジャンクノートパソコンを買ってみて、

色々と勉強になった・・・シミジミそんな気がします。

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