黒たまサンの積みゲータワー攻略日記

積んだままプレイされない、新旧ゲームソフトたちを楽しくレビューしていきます

今週のお題「バレンタインデー」 がんばれ!センザンコウ

今週のお題「バレンタインデー」

みなさん、ゲーム大好きですか?

猫な、ヌイグルミゲーマー。「黒たま」ですにゃん。

 

3週連続で、今週のお題にチャレンジしてみます。

 

 

ワガハイ、ゲームレビューをメインにブログ記事を書いています。

そこで、「バレンタインデー」にちなんだゲームをレビューしようかな〜、と

題材となるモノを探していました。

 

 

PSPときめきメモリアル4』のバレンタインで、

女の子からチョコをもらいまくって、モテ気分を堪能しようかにゃ〜、

とか考えたり・・・

ですが、あまりビビッときたテーマが見つかりません。

とりあえず、もう少しネットで調べてみるにゃ。

 

 

そうしたら、気になるゲームを見つけました!

 

センザンコウの恋』

 

Googleが制作したウェブ上でプレイできるゲームです。

2017年のバレンタインデー期間限定だったみたいで、現在ではプレイできません。

残念にゃ〜。

 

 

ところで、『センザンコウ』って何?

 

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何も知らなかったので、

YouTubeで『センザンコウの恋』のPlay動画を閲覧することにしました。

 

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ゲーム自体は、横スクロールアクション。1ステージ3分ぐらい。

PSPゲームソフト『Loco Roco』に似ているかな?

 

 

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手紙をもらった赤いセンザンコウが、青いセンザンコウに会いにいく。

体を丸めてボールのようにコロコロと転がっていきます。

 

 

途中、カカオを集めてケーキを作ったり、

ラブソングを歌うために音符を集めたり、

ダンスを覚えるためにリボンを集めたりします。

ガンバっている『センザンコウ』の姿がそこにはありました。

 

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カワイイにゃー。

 

 

しかし、その時、ワガハイは知りました。

センザンコウ』という動物、

IUCN国際自然保護連合の希少動物レッドリストに指定されています。

『世界で一番密輸されている哺乳類』と云われる程に、

今、絶滅の危機にひんしていたのです!

 

 

センザンコウ』は、全身がウロコに覆われている哺乳類。

イラスト以外に、実物の画像が無いと、どうにもイメージしづらいので・・・

 

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WWFジャパンの『センザンコウ』の画像を引用

 

体長は、種によって異なりますが、35〜80cmぐらい。

長い舌を使って、アリや虫などを捕食しています。

夜行性で、昼間は土中や岩の間などにつくった巣に暮らしています。

 

 

 

なぜ、『センザンコウ』は捕獲されてしまうのか?

その主な理由は、

 

漢方薬の材料

②革製品の素材

③珍味な肉

 

 

かなり昔から漢方薬の素材に『センザンコウ』のウロコが用いられていたようです。

それでも、ほんのひと握りの上流階級層の間だけに留まっていました。

 

 

けれども、経済発展によって、市場が拡大。需要が一気に高まります。

高値で売買できるモノとして、『センザンコウ』の乱獲が始まってしまったのです。

 

 

『世界で一番密輸されて、絶滅に瀕している哺乳類。

センザンコウ

 

という動物を多くのヒトに知ってもらいたい。

という趣旨から、2017年のバレンタインデーにGoogleは『センザンコウの恋』

というゲームを発表しました。

 

 

それと一緒にDoodleに描かれた『センザンコウ』を目に留めたネットユーザーたちに

多く閲覧されて、反響があったでしょう。

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ワシントン条約によっても、『センザンコウ』の商業取引禁止が定められました。

それでも、違法行為は後を耐えない様子。

2017年においても、センザンコウ密輸が摘発されるニュースが流れました。

 

 

ワガハイは思いました。

このままでは・・・

センザンコウ』は世界からいなくなってしまう!

 

 

ワガハイは、恥ずかしながら、ちっとも知らなかったのです。

ほんの数日前まで、

センザンコウ』が絶滅の危機に陥っていることはおろか、

センザンコウ』という哺乳類がいることさえも。

 

 

センザンコウ』を絶滅へと追いやっているのは、紛れもなくニンゲンです。

いえ、正確にいうならば・・・ニンゲンの欲望でしょう。

 

 

経済発展の恩恵を受けて余分なお金を持つようになれば、

物欲を叶えることが容易になります。

すると・・・

高価な『センザンコウ』の漢方薬を試してみたい。

誰も持っていない、『センザンコウ』の革財布が欲しい。

話のネタに『センザンコウ』の珍味を食べてみたい。

 

 

これらの欲は、経済学的に言えば「需要」です。

需要があれば、「供給」が生まれます。

高値でも『センザンコウ』を喜んで買ってくれるニンゲンがいるのならば、

密林や砂漠など『センザンコウ』の生態場所に足を踏み入れて捕獲するハンターが

現れます。

 

 

養殖や栽培と異なって、密猟には元手は要りません。

獲れば、獲るほどにお金が儲かります。

ハンターに対して『一体、いくら獲るのですか?』と質問すれば、彼らはきっと

 

『獲れるだけ獲る。獲れば獲るだけ、金になるのだから』

 

と、応えるでしょう。

 

 

モノの収集ならば、ある程度集まったら満足します。

食欲ならば、お腹がいっぱいになったら満足します。

けれども、お金の場合は状況が変わってきます。

 

 

いくら金儲けしても満足しない。

もっと儲けたい。もっと、もっと、もっと!

それは際限の無い・・・欲望です。

 

 

ニンゲンが欲を満たせば満たすほどに、

害獣でもない『センザンコウ』は捕獲され殺されていきます。

そして、最期には世界から消えていく・・・絶滅していくのです。

 

 

ワシントン条約で禁止されたら、『センザンコウ』の絶滅は食い止められるのか?

 

 

正直、その効果は疑問に感じざるを得ません。

むしろ、禁止とされたモノを欲しがるニンゲンも新たに出てくるでしょう。

違法である、悪い事と思っていても、

買い手は『センザンコウ』の漢方薬や財布が欲しがる。

最近では、『メルカリ』で『センザンコウ』らしい剥製が出品され、

種の保存法違反で書類送検された事件が報道されたばかりです。

 

 

そこで、ワガハイは自問しました。

それでは、自分は何ができるの?

 

・・・。

・・・・・・。

何もできません。ネットを介して、悲惨な状況を知っただけです。

せめて、『センザンコウ』の商品は絶対に買わない。

需要が低くなれば、供給も減っていくのであれば、

これ以上、悲惨な需要を少しでも減らしたい。

 

 

ただそれでも一言、言えるのならば、

 

逃げて! 

ニンゲンたちから逃げて! 

手の届かない場所に隠れて!

 

 

センザンコウ』は、角や牙などの外敵に抗う武器はありません。

危機を感じたら、ウロコの体を丸めて、じっと身を守るだけです。

けれども、その場から逃げ出さないことが却って、捕獲するハンターたちに

とって好都合になってしまいます。

 

 

もしも、願いが叶うのならば、

センザンコウ』に、穏やかな暮らしを!

 

 

Googleが製作した『センザンコウの恋』のゲームステージは、

とても穏やかで平和な世界が広がっていました。

あれはおそらく『センザンコウ』たちにとって理想の楽園。

ゲーム世界で、理想の楽園を創造できるのも、ニンゲン。

現実世界で、絶滅に追いやっているのも、ニンゲンなのです。

 

 

2017年のバレンタインデーからちょうど丸一年が経ちました。

一年前の出来事をしっかり覚えているヒトは少ないと思います。仕方ありません。

 

 

それでも、ワガハイは今日2018年のバレンタインデーを機会に、

センザンコウ』の事を想い、一年遅れのエールを送りたいと思います。

 

 

がんばれ!センザンコウ