黒たまサンの積みゲータワー攻略日記

積んだままプレイされない、新旧ゲームソフトたちを楽しくレビューしていきます

大いなるチャレンジにゃ! ペルソナ4 ダンシング・オールナイト レビューの巻

 

みなさん、ゲーム大好きですか?

猫な、ヌイグルミゲーマー。「黒たま」ですにゃん。

 

相変わらずにそびえたつゲームソフトの山。通称、《積みゲータワー》

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観ているだけでお腹いっぱいになってきそうですが、

今年も、頑張ってプレイ&レビューしていきます。

 

さて、今回チャレンジしてみるソフトはコレ!

 

《ペルソナ4 ダンシング・オールナイト

 

発売年:2015年

ジャンル:サウンドアクション

フォーマット:PlayStation Vita

発売元:アトラス

 

 

ペルソナ4 ダンシング・オールナイト - PS Vita

ペルソナ4 ダンシング・オールナイト - PS Vita

 

 

RPGで有名な『ペルソナ4』が、今度はリズムアクションゲームとして登場です!

パッケージ表面を見てみれば、メンバーそろって天井に向かって手を上げたポーズ

をしています。バッチリ決まってますにゃ!

 

それでは、

 

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どんなゲームなの?

 

『ペルソナ4』の事件解決から数ヶ月が経った頃、『久慈川りせ』の後輩アイドル

グループが失踪してしまいます。主人公『鳴上悠』たちは『マヨナカステージ』と

呼ばれる異世界を捜索して救出することになります。

 

 

『ペルソナ4』はコマンド式RPGの戦闘スタイルを採用していましたが、今回は

『ダンス』がメインのリズムアクションゲームになっています。

アドベンチャーでストーリーを進行しながら、要所でリズムアクションゲームを

プレイ!

 

 

リズムアクションの操作方法はとってもシンプル。

音楽にあわせて動くカーソルを、タイミングよく○△☓、✚キーボタンなどを押せば

オッケーにゃ。

 

 

『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』はPS VITAで遊べるゲームなので、

スマホのリズムアクションゲームのように、タッチパネルを利用した操作方法かな?

とワガハイ期待していましたが、従来の物理ボタン押しだったのがチョット残念にゃ。

 

 

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ワガハイ、プレイしながら気になるコトがありました。それはズバリ・・・

 

なぜ、ダンスゲームなの?

 

 

『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』は、『ペルソナ4』の世界観をそっくり

引き継いだ、いわゆる続編的なゲームです。

ならば、ジャンルはRPGのままで、わざわざリズムアクションという別のジャンルに

変更しなくても良かったのではないの?

と素朴に思ったのです。

 

 

『ペルソナ4』はゲーマーさんなら誰しもが知る、大ヒットゲームです。

キャラ、世界観、ストーリー、ゲームシステム。そのいずれもが優れたもの。

それをそのまま引き継いで続編を作れば、何も問題はない。ノープロブレムでしょう。

下手にゲームジャンルを変えてしまうと、キャラゲーと誤解され失敗作とみなされて

しまうリスクだってあるのです。

 

 

う〜ん、何でダンスゲームなのかにゃ?

『ペルソナ4』はテーマ曲、BGMもクールでセンスあふれる素晴らしい曲が

そろっていました。これらの曲を使ってリズムアクションゲームを作ってみたい!

と企画が出たのかもしれません。

 

 

でも、でも。

リズムアクションゲームを作りたいだけの目的ならば、単にフリーゲームモードだけ

にすれば良いでしょう。

けれども、『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』の開始画面を押せば、

一番上に『ストーリーモード』が出てくるのです。まさにストーリーをやってよ!

と言わんばかりです。

 

 

まあ『ストーリーモード』と言っても、

リズムアクションゲームに、とってつけた様な簡単なモノなのかな?

とワガハイはプレイをはじめましたが、その予想は良い面で裏切られました。

 

 

よくある格ゲーのプレイ開始前に出てくる、おまけ的なストーリーなどとは異なり、

実に①リズムアクションゲームと②ストーリーがしっかりとマッチしているのです。

果たして、両者を結びあわせているモノとは何だろう?

と考えてみれば、それは・・・

 

 

『ダンス』でした。

 

 

今回のストーリーでは、『久慈川りせ』チャンが重要な役割を果たします。

彼女はアイドルです。アイドルには歌とダンスが欠かせません。主人公たちは

アイドルに復活しようと努力している『りせ』チャンを応援します。

そのさなか、後輩のアイドルグループが失踪してしまう。行方を追うために

『マヨナカステージ』に飛び込むも、

『誰も傷つかない。誰をも傷付け合わない』という世界が待ち受けていました。

 

 

『マヨナカステージ』では、従来のペルソナでの攻撃は無効。

唯一『ダンス』を踊って相手に思いを『伝える』ことしか、救う手段はありません。

そこで、主人公たちは『ダンス』を踊ります。

プレイヤーはリズムアクションゲームをすることになるのです。

 

 

にゃにゃ? ペルソナが使えないの?

ワガハイ、またビックリしました。

大好きな、ジオやブフなどが格好良く唱えられないのです。

ジャンルを変えただけではなく、『バトル』までもバッサリと切り落としてしまった

とは・・・。

コレッてかなり大胆なチャレンジにゃ!

 

 

それに『ダンス』だって・・・

例えば、『BUST A MOVE』というリズムアクションゲームでは、1対1の

『ダンスバトル』が繰り広げられています。『ダンスバトル』という言葉を

一般的にも聞くように、『ダンス』でも戦うことはできるのです。

 

 

けれども、『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』は、『ダンス』とバトルを

結びつけることはしませんでした。

代わりに、『ダンス』と結びつけたモノは・・・『伝える』という行為

でした。

 

 

自分の思いや考えを相手に伝える。

言葉では伝えづらいコトや、青臭く思えてしまうコトも『ダンス』ならば、

ストレートに伝えることもできる!

と、『特別捜査隊』メンバーたちは一生懸命に『ダンス』します。

『マヨナカステージ』に囚われた人を救おうとしても、決して対峙する相手を

倒すつもりはないのです。

 

 

別に『バトル』しなくても、戦わなくても、相手を説得できる、事件は解決できる。

あくまでも、『バトル』は問題解決のひとつの手段にすぎない。

『ダンス』という別の手段があるのならば、

『バトル』にこだわらなくても良いのです。とワガハイに気づかせてくれます。

 

 

 

もしも、『バトル』だけが問題解決の手段になって

しまったら?

 

おそらく、力、暴力による勝敗で、物事の善悪は決まってしまうでしょう。

ふとワガハイは思い出しました。

 

 

『所詮 この世は弱肉強食 強ければ生き 弱ければ死ぬ』

 

これは『るろうに剣心』に登場する『志々雄真実』のセリフです。まさに

強い方が正しい。勝った方が正義! 勝った方の主張に従うべきなのだ!

そんな価値観です。

けれども、そんな考え方は、意外にもゲームに多く盛り込まれている様な気がして

なりません。とりわけRPGジャンルなどには・・・

 

 

しかし、『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』は『ダンス』で伝えるという

手法を用いることで、そんな価値観をも見事に切り捨ててしまいました。

 

 

なぜ、ダンスゲームなの?

というワガハイの素朴な疑問の先にある答えとは、おそらく

 

 

前作『ペルソナ4』では、バトルに終始していた。だから今度は、勝ち負けという

価値観を根本的に見直して、『バトル』にこだわらないゲームスタイルをめざし

てみた。

 

 

もちろん、すべてのゲームプレイヤーがワガハイのように考えるわけでありません。

単なるキャラゲーじゃね。と捉えるプレイヤーもいるでしょう。

けれども、大ヒット作に甘んぜず、クソゲーと評価されるかもしれないというリスクを

も恐れない。大いなるチャレンジをしたことにワガハイはアッパレと言いたいです。

 

 

 

なんだか、また『ペルソナ4』をプレイしてみたくなりました。

たぶん、《積みゲータワー》の中に積まれていると思うのですが、

ぐるりと見渡してみても、すぐには見つかりませんにゃー。何処にあるのー?

 

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