黒たまサンの積みゲータワー攻略日記

積んだままプレイされない、新旧ゲームソフトたちを楽しくレビューしていきます

シュールがグッド! みずいろブラッド レビューの巻

みなさん、ゲーム大好きですか?

猫な、ヌイグルミゲーマー。「黒たま」です。

 

積みゲータワー》絶賛攻略中!

数がありすぎてなかなか手ごわいにゃ。

それでも、楽しみながらソフトを1本1本大事に

プレイ&レビューしていきまーす。

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さて、今回チャレンジしてみるソフトは、コレ!

みずいろブラッド

 

発売年:2007年

ジャンル:即死系ハチャメチャラブコメディ

フォーマット:ニンテンドーDS

発売元:バンダイナムコゲームス

 

第一印象として、パッケージがなかなかカワイイ。

でも、

『コミカルアンドセンチメンタルアンドデスメタル

など気になるキャッチフレーズが目に入って・・・

ドキドキしながら、

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どんなゲームなの?

 

主人公『みずいろ』ちゃんが『ブラッド学園』に入学して、

4月から3月まで学校生活を送ります。仲間たちと様々な

イベントを体験していく内容です。

 

ストーリーの途中で、ミニゲームがたくさん出てきます。

 

しりとり

あなうめ

漢字よみ

障害物疾走、などなどタッチペンを使いまくります。

その点、ニンテンドーDSらしいゲームにゃ。

 

一見、ハチャメチャな世界観な《みずいろブラッド

ツッコミしながら笑ってプレイできるけど、

このゲームは単にバカバカしいで終わらないような気が・・・。

 

 

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ワガハイ、プレイしながら気になるコトがありました。

パッケージ裏にも『ゆかいでシュール』と大きく書いてあるけど、

 

なぜ、《みずいろブラッド》はシュールなのか?

 

そもそも、『シュール』ってどんな意味?

調べてみたら、フランス語で

「不条理」

「奇抜な」

「難解」

「現実離れ」などを意味します。

 

たしかに、《みずいろブラッド》に登場するキャラが「奇抜」

主人公『みずいろ』ちゃんをはじめ、

『おかあさん』『ラブネリ』『うしキング先生』……

普通のヒトはいません。

みんな、個性的すぎます。

まさに『シュール』!

 

 

またプレイしていると「不条理」な点もちらほら

ミニゲームをクリア条件を満たさずにミスったら・・・

即ゲームオーバー!

ふつうの学校生活がステージなのに、

『みずいろ』ちゃんは重りでつぶされたり、真っ二つにされたり、

全身穴が開いたりして、みずいろの血(『ブラッド』)を撒き散らし

悲惨な最期を遂げてしまいます。

 

そこまでしなくてもーと思ってしまうほどに

容赦無いです。

まさに「不条理」の一言、『シュール』です。

 

更に、

ミニゲームのほとんどがタッチペンを用いた言葉遊び。

はじめはサクサクとクリアできますが、

レベルが上がっていくにつれて、「難解」に!

 

作曲家の『ヘンリー・パーセル』の名を尋ねられたり、

『ベリース』という国名を答えなければならない。

 

「かたぎ」「こんぜんりょこう」などなど

一体、対象プレイヤーは何歳なの?と疑いたくなるようなワードも

でてきます。

「難解」という意味でも、《みずいろブラッド》は『シュール』!

 

 

一般的な話になりますが、

ゲームをプレイする魅力の一つに、

「疑似体験」という要素があります。

 

プレイヤーは、 

リアルな世界とは、全く異なる世界に飛び込むことができる。

ファンタジーな世界を旅したり、

ロボットに乗って、宇宙をかける。

勇者となって王女さまを救いに行く、などなど。

 

ところが、

みずいろブラッド》のステージは学校。学校生活を送ることがメインです。

案外、地味というか、普通です。

 

リアルでも学校に通っている。或いは、通ったことがあるのならば、

別に学校生活ジャンルなんて、改めてゲームで疑似体験しなくても良いのでは?

と思ってしまったりもします。

 

しかーし、実際にプレイすれば、気づきます。

『ブラッド学園』はリアルにある、ごく普通な学校ではないことを!

先生は、牛です。

いつも草を食べて「モー」としか話しません。

 

更に、友達もこれまた『シュール』。

想い人の『加藤くん』は、頭に赤ランプを乗っけたロボット。見た目はロボット全開

なのに、名前だけ人間ぽいのが突っ込まずにはいられません。

 

友人の『ラブネリ』ちゃんなんて、カマボコです。

(人間でも、ロボットでも無い・・・かなりぶっ飛んでいるにゃ)

 

主人公『みずいろ』ちゃんも、4輪走行のロボットです。でも、ロボットらしくなく。考え方、セリフ、恋心・・・いたるところでバリバリの人間です。

 

『ブラッド学園』はまさに異質だらけの学校。

それでも、『みずいろ』ちゃんは特に気にしてません。

実に学校生活を謳歌しています。

 

一方で、リアルな学校生活はどうでしょうか?

みんな、同じ制服を着ています。

制服の着方や、髪型、髪色が違っただけで、

規則違反と問題視されてしまいます。

行動も目立ちすぎてはダメ。

友達に合わせて、常に気を使わなければなりません。

 

生徒は、外見も発言も行動も、みんなと同じである事が求められる。

それからはみ出せばたちまち排除させられてしまう。

でも、

自分の居場所がなくなってしまう事は怖いです。

だから大半の生徒たちは、

規則だから仕方ない、と自分に言い聞かせて従います。

 

そんなストレスのあるリアルな学校生活を経験したプレイヤーが、

みずいろブラッド》をプレイしてみると、

無性に『みずいろ』ちゃんたちが羨ましくなり、憧れてしまう。

 

「あー自分の時もこんな学校生活おくりたかったな」と

ちょっぴり『センチメンタル』な気分になってしまうのです。

 

なぜ、《みずいろブラッド》はシュールなのか?

 

『シュール』な要素がゲームに加わっていなければ、

たぶん《みずいろブラッド》は、学校を舞台にした単なる言葉遊びゲームで

終わっていたでしょう。

 

別の言い方をすれば、リアルと異なる学校生活を「疑似体験」するためには、

「不条理」

「奇抜な」

「難解」

「現実離れ」などの意味が込められた

『シュール』さが必要だったのかもしれません。

 

というわけで、みごとに『シュール』さを活かした《みずいろブラッド》は

アッパレなゲームとワガハイは感心でした。

ストーリーの急展開は、もうビックリしたけど・・・

まさに「現実離れ」な『シュール』でした。

 

さて、今回のプレイ&レビューはこれにておしまい。

次のゲームは何かな? 楽しみにゃ!

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